1989春 奇策中の奇策が的中 (京都西 対 広島県工)
自分が見てきた高校野球の試合で最も奇策を含む試合は、間違いなく 1989年の選抜大会で起こった 京都西 対 広島工だ。
京都西の監督は 三原監督 広島県出身の彼は、敵の広島工の小川監督が、スクイズをやってくることを読んでいた。
試合は2-2の同点で迎えた9回裏1死満塁で広島工の攻撃、そこでこの奇策は起こった。なんと一度もマウンド経験のないセカ
ンドの選手を投手にしたのだ。こんなの見たことない 、観音寺中央の内野手5人というのも見たことがある。しかし、この
一度もマウンド経験のない二塁手の投手を投手として登板させたのはまず素人から考えたら考えられない。
サヨナラ暴投になったりでもしたら、どうするつもりだったのだろうか? しかし、三原監督の読み通り小川成海監督はスクイ
ズを命じていた。二塁手の選手は守備はうまく、スクイズを素早く処理して三塁ランナーをホームでアウトにした。成功した
から三原監督は気分が凄く良かっただろうけど・・・この戦略はイチバチに頼った奇策中の奇策としか言いようがない。
この場面でスクイズが来ると100%確信していた三原監督に恐れ入った。成功したからいいものの失敗したら大顰蹙ものだった
と思う。
投資の世界では絶対こんなことしない。いわば。株価が100%暴落すると読んでレバレッジのかかったベアファンドを買うよ
うなものだ。成功すれば滅茶苦茶気分がいいが、反対に株価が上がってしまえば大損を食らってしまう。