1981年 近大福山 広商野球に屈す
1981年夏 広島県大会 決勝 (近大福山VS広島商)
近大附属福山といえば昔は福山電波といわれていて福山市の郊外の小高い丘の上にある。自分たちが小学生の頃はタテの関係
の厳しい多い男子校だった。今は進学校になって共学に変わっているが 知人が高校受験に行ったときに 柔道部の後輩が 学校
の玄関前の石段で うさぎ跳びをしながら竹刀で、どつかれているのを見て ここだけは受かっても絶対に来ないと思ったそうだ。
それぐらいタテの関係が厳しい学校だった。特に柔道部は凄いらしかった。 それに高校に受かったら最後 3年間 全員坊主だった。
今ではいつの間にか共学になり長髪が許されている。
1981年の夏は実に惜しかった。強い勝ち方で決勝戦まで進んだ 相手は西の横綱 広島商だった。さしずめ東の大関対 西の横綱という
対戦だったと思う。近大福山は 広島商に胸を借りるつもりで望んだと聞いている。
試合はなかなか点が入らない展開だったが、中盤は若干近大附属福山の方が押している感じに思えた。9回の表、3-2で勝っていた。
父親が尾道商で甲子園出場経験のある友人のI君と一緒に見ていたが どうやら 嫌な予感がした。
Iは 絶対に広島商が逆転する と言っていたが 自分は 近大福山が 逃げ切れると判断していた。 しかし 近大福山バッテリー
はフォアボールでランナーを出してしまった。
こういう緊張した試合でのフォアボールは本当に痛い。しかも相手が広島商だとなおさらだ。おそらく脚を使う攻撃がある と思った。
広島商はこういう展開になると 実にしぶとい 足を使ってピッチャーを揺さぶってきて ランナーを貯められて、いつの間にやら同
点に追いついている。これが最も警戒するべき攻撃パターンなのだが 言っても遅い 広島商に後攻を取らしたらまずいと思っていたが・・・残
念ながら近大福山が先行だった。
9回の表終了時に3-2で勝っていた時には行けると思ったが・・・ランナーを貯められタイムリーを右中間に打たれて二人が生還してサヨナラ
負けを喫してしまった。