大柿 大善戦 (県大会2回戦  大柿対広陵 )

   

高校野球を見るとき 日本人ならではの感性というものが働く それは 判官びいき という感性だ 国立高校が箕島と対戦したときも多くの人が国立を センバツの決勝で広陵と松商学園対戦した時も 観衆のほとんどが松商学園を、新湊高校が大旋風を起こした時も新湊を応援していた。広島県にも2005年 につづいて2007年も わずか10名の島の野球部、あの全国準優勝した広陵を押した試合があった。

二回戦 大柿 対 広陵 だった。それは間違いなく、呉の沖の小さな島のチームが広陵を中盤押していた。しかし、ここまで善戦するとは思ってもみな かった。そのチームは、なんと練習試合で広陵二軍にぼろ負けしたというので驚きだった。

しかし、その善戦の要素はあった。監督は 少年時代の中井監督が在籍したリトルチームの監督をしていた人だったのだ。この試合は、弱小チームでも全国 で準優勝したチームと まともに戦えることを改めて認識した試合だった。

蔦監督の池田ではないが、たった10人しかいないのだから 故障者でも出ると大事だったろう。この試合は1回に5点取られてしまったが、3回から 6回までは明らかに大柿が押していた 俊足選手の揃う広陵打線をゲッツウにしとめたこともあったし、広陵にしては珍しい内野手のエラーの後 見事にヒッ トエンドランを決めて 6-3になった時には、もしかしたら、いけるかもしれないと思った。

初回の5点がなかったら、1-3だったのだから… 中井監督もこういう試合はやりにくいだろう。広陵打線も焦ってしまい なかなか追加点が奪えない ヒット が出ないのだから… 中井監督としても手のうちようがないだろう。

終盤にキャプテン土生選手のヒットがでて差を広げ、広陵 10―3 大柿 で終わったが、この試合は得点差ほど力の差はなかったと思う。